アメリカンビンテージ 時代は黄金期


リーバイス社の歩み2

1980年代~現在

1980年頃
501Ⓡ の収縮率表示が約8%から約10%に変更されます。通称ハチマルモデルへと移行します。日本国内ではジェームズ・ディーンを起用した広告キャンペーンを開始します。(ジェームズ・ディーン=リーバイスというイメージを日本に定着させていますが、実際にジェームズ・ディーンが着用したジーンズはLee)
1981年頃
501Ⓡ にもセルビッジ無し、脇割り縫いの製品が現れ始めて、1986年頃までセルビッジ付きと共存しています。
1982年
ストーンウォッシュ加工のジーンズを発売。今まではブルージーンズは未洗いかワンウォッシュだけでした。
1980年代中頃
ケミカルウォッシュ、ブリーチ加工(リーバイスではアイスウォッシュ)も登場しています。ハンドポケットの付いたデニムジャケット「70506」を発売。
1983年
デニム地の調達先であるコーンミルズ社が、セルビッジ一杯まで使用する必要があった29インチ狭幅デニム地の生産を中止します。従来タロン、スコーヴィルなどがあったジップフライモデルのジッパーを順次自社ブランド表記に統一します。バックボケットの濃紺色糸によるカンヌキ止め(通称:紺カン)が順次消滅して、バータックはオレンジ糸のみになりました。
1985年
リーバイスヨーロッパ企画のシルバータブシリーズを発売します。アメリカでの生産はオレンジタブモデルと同じ「ライン8」で行われました。
1986年頃
上記に伴って「セルビッジ付きデニム」の501Ⓡ 生産が一旦終了します。501Ⓡ・505 などのブラック&ホワイトや、パッチのロットナンバーが赤文字表記のものが登場します。紙パッチのロットナンバー・サイズ表記以外の部分がコーティングされるようになりました。
1988年頃
「501Ⓡ」 と一部の「505」「517」について、パッチのロットナンバー表記の数字が大判化します。(例:501)。ロットナンバーのみ表記の場合に限られていて、素材・色コード付き表記の場合は小さいままの「例:505 0217」です。また米国製は以前の黒文字時代から「510」「0217」というようにハイフンを省略しています。その中で生産工場にもよりますが「501xx」のxxは小文字というパッチ表記が復活します。この頃には、PRESHRUNKの表示があるモデルは「501」でさえも殆ど収縮しないようになりました。
1991年頃
紙パッチの材質・印刷を改良され、洗濯を繰り返しても破れないようになります。印刷数字が丸みを帯びた字体になり、素材・色コード付きの表記が再びハイフン入りとなりました。(例:505-0217)デニム・ジャケットのパッチが再び大型になります。ルーズフィットの「519」(復活型番)「520」を発売します。
1992年
先に日本で「502」(実態は中期の501ZXX。ジッパー・フライ)として生産・発売されていたヴィンテージ復刻ジーンズを、「ビッグEプロダクト」としてアメリカでも生産開始します。これは隠しリベット無し・ボタン・フライの501の1968年モデルです。量産型「501Ⓡ」 はロットナンバー表記が再び黒文字となって「501xx」、「501Ⓡ」 以外の量産モデルは紙パッチからXXの表記が消えました。1988年頃からこの時期にかけての「505」「510」「517」にはロットナンバーのみの表記ですが小さい赤文字のものもあります。。
1993年
アメリカネバダ州で【世界一古いリーバイスジーンズを探すコンテスト】が開催されました。そして1880年代製造の最古のジーンズが発見されました。
1995年
年間売上が56億ドルを記録します。50億ドルの突破はアパレル業界で初のことです。
1996年
1955年モデルの復刻、「55501」を生産開始します。
1997年
日本が「551Z」として先行していた「551ZXX」(ジッパー・フライ)の復刻版を生産・販売します。米国製の復刻版はリプロダクトまたはリプロデュースと呼ばれています。
1998年
リーバイスヨーロッパが、過去のリーバイスジーンズを忠実に復刻するために、LEVI'S VINTAGE CLOTHING(通称・LVC)プロジェクトを開始します。「501Ⓡ」以外のモデルも生産工場によっては、ロット・ナンバー表記が再び黒文字となります。(例:505)一方で赤文字の量産モデルでは"Every Garment Guaranteed"の表記が復活したものもあります。
2000年
リーバイスのCMに初めて日本人の木村拓哉が出演しました。※70年代にはモデルとして日本人を起用したケースはありますが、有名タレントを使ったのは初。 アメリカ国外での生産が比重を増していき、それまでの 501 = 01デニム、501 以外 = 02デニムという素材についての図式が崩れていきます。パッチのロットナンバー表記は全て黒文字となって、505-03のように素材コードのみを併記しています。
2001年
1993年にネバダ州で発見された1880年代製造の現存する世界最古のリーバイスジーンズを、本社がネットオークションで獲得しました。落札金額は46,532ドル。
2003年
会社が創立して150周年を迎え、ジーンズの誕生から130周年を迎えました。バレンシア工場を初めとしたアメリカ国内の自社ジーンズ生産工場をすべて閉鎖して以降は、ヨーロッパ企画のアメリカ製ヴィンテージ製品やその他のMADE IN USAモデルは、外注生産となりましt。アメリカにあるリーバイス本社ではマーケティング・管理・デザイン開発のみを担当しています。
2004年
カナダの工場も閉鎖しました。北米地域の生産国はメキシコ、グアテマラ、ドミニカなどを残すだけとなりました。